三人三態 ルカ23:1~12
2009 年 1 月 25 日 日曜日「この日、ヘロデとピラトは仲よくなった。それまでは互いに敵対していたのである。」 ルカ23:12
一晩中、ユダヤの宗教屋どもは、イエスを捕まえ、不法な裁判でなんとか死刑にする口実をでっち上げていました。
ところが、彼らには死刑裁決権も処刑権もローマの官権ににぎられていてできません。
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「この日、ヘロデとピラトは仲よくなった。それまでは互いに敵対していたのである。」 ルカ23:12
一晩中、ユダヤの宗教屋どもは、イエスを捕まえ、不法な裁判でなんとか死刑にする口実をでっち上げていました。
ところが、彼らには死刑裁決権も処刑権もローマの官権ににぎられていてできません。
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「イエスをからかい、むちでたたいた。」ルカ22:63
イエスを捕縛した宗教屋どもは、イエスの純粋で正義の宗教を、彼らの利権を脅かすもとして、いつの日か殺してしまいたいと、機会を狙ってきた。ついに、その時が来ました。 »続きを読む
ペテロは打ちけして「いいえ、私はあの人を知りません」
ルカ22:57
目も当てられません。イエスの弟子団のなかで、イエスにもっとも愛されていたペテロがイエスの目の前で否定するのです。裏切ったのです。 »続きを読む
「十二弟子のひとりで、ユダという者が・・・・」 ルカ22:47
いよいよイエスは、聖書の核心に突き進んで行かれます。それは、人類救済の十字架の死です。
イエスは、ユダの裏切りで、暴徒に捕縛され、一晩中リンチを受け、翌朝九時に十字架につけられるという緊張した場面です。
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「誘惑に陥らないために祈りなさい」 ルカ22;40
イエスは、十字架の死を目前にして、弟子たちに祈るようにすすめています。そして、ご自身は「汗が血のしたたりのように落ちた」 と表現されるほど熱心に祈られたというのです。
信仰にとって祈りは大切です。ところが、私たちは、イエスさまほど熱心に祈っているでしょうか。
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「それで、布にくるんで、飼葉おけにねかせた。」 ルカ2:7
「飼葉おけにねかせた」、これがクリスマスの主人公のイエスの誕生の記録です。
『修行本起経』というお経には、シャカが生まれたとき、七歩歩いて手を掲げて「天上天下唯我独尊」といったと伝え、その時、龍が香湯を雨降らし、天からは香と花が舞い降りて、諸天が天蓋を童子にかけたとも伝えています。
それに比べて、キリストの誕生は、 »続きを読む
「わたしが・・・旅に出したとき、何か足りない物はありましたか。」 ルカ22:35
十字架を目前にしてイエスは、弟子たちに幻滅しながらも、まだ彼らを見捨てることなく、ご自身がいなくなってからのことをあれこれと心配されています。 »続きを読む
「主よ。ごいっしょなら、牢であろうと、死にいたろうと・・・」 ルカ22:33
引きつづき最後の晩餐の席上です。明日、イエスは十字架で罪人の身代わりの死を遂げようとするとき、肝心の弟子たちは猿山のモンキーたちのように権力争いをしていました。おそらく、その中で一番はしゃいでいたのがペテロではないかと思われます。 »続きを読む
「この中でだれが一番偉いだろうか」と、互いに議論し始めた。」 ルカ22;24
ときは、十字架の処刑を明日に控えた「最後の晩餐」席上で、イエスは、「この中に私を裏切る者がいる」と、沈痛な思いで語られた、その直後、弟子たちの間で「仲間争いが」が起こったという。目も当てられない最低の、バカな弟子どもの醜態です。
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「人の子を裏切るような人間はのろわれる。」 ルカ22:22
最後の晩餐会で、何も知らない弟子たちは陽気にごちそうをほうばっていたのでしょう。そのとき、イエスは突然、旋風を巻き起こすような発言をされたのです。それは、この中にわたしを裏切る者がいる、というのでした。 »続きを読む